大麻について -マリファナ合法化が進む欧米諸国と日本の温度差-
先進国で大麻が違法なのは日本だけ
なぜ日本では大麻が違法なのか?アメリカやヨーロッパなど、海外では大麻の合法化が進んでいるが、日本では未だに違法とされている。
欧米国での大麻とは
海外に行ったことのない人は分からないかも知れないが、大麻はアルコールよりも依存度が低く、一般化している。
筆者がオーストラリア滞在中の時である、クリスマスになると家族で大麻入りケーキを食べるという習慣があった。またニンビンという町では大麻が合法化されていたのだ。
アメリカでは多くの州で嗜好用大麻が合法化されている。
日本で大麻が持つ負のイメージ
マスメディアの影響もあって、日本では大麻に対するネガティブなイメージが強いようだ。国が彼らの背後にいるためである。
そもそも大麻取締法が制定されたのは、戦後のGHQによるものである。皮肉なことに、制定した当のアメリカ国内ではほとんどの州で大麻が合法化されているにもかかわらずである。
アメリカは、かつて日本に大麻取締法を作ったことを忘れてしまったのだろうか?
あるいはおとなしい日本人が大麻に関して積極的に声を上げないため、アメリカも今の状態でいいと考えているのだろうか?
いずれにせよ、日本政府が大麻取締法について変えるためには、アメリカが合意する以外に方法はないだろう。
なぜ大麻が違法なのか?そもそもこういった疑問を持つことさえ許されない空気がある。
この疑問を話し合うことさえ難しい日本社会では、民主主義がどこか遠い国のフワフワした存在として認識されているようだ。
日本社会は縦社会である。トップダウン式で全て決定され、個人の意見や主張が反映されることがない。だが、我々は自分たちの国を変える権利を持っているはず。
そのためには、議論をすることが重要である。議論することが難しいと諦めてはいけない。大局的な視点で社会を考え、議論することが必要。
今住んでいる社会がリアルなものであることを認識し、その社会を変えることができる可能性を信じる必要があります。
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