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これからの時代に必要なスキル -AIが台頭する高度情報社会における能力とは-

2024.11.3

影響力 Influence
今の社会で求められている最も大きな能力とは、大勢の人を巻き込んでいける力ではないだろうか?これはリーダーシップとも言い換えられると思う。

一昔前であれば、「私は真面目です」と言って、上からの指示に従う従順な人が好まれていた様に思う。

しかし、今の時代で求められている能力とは、効率的に生産性が高い方法を自分なりに模索しながら、それを検証し、改善していくことを孤独にコツコツ継続してやっていける人ではないだろうか?

問題定義力 Definition
例えば、目の前にある問題があるとする。その問題とは、多くの人が言葉ではうまく言い表せないが、漠然として共通の認識として持っているような問題のことを指す。

例えば、「このままで良いのだろうか?」といった日本社会に対する漠然とした疑問など。こういったまだ言語化されていない、あやふやなイメージを問題として定義することができる能力のことである。

推進力 Promote
先が見えない中、歩いていけるか?ある問題を解決すべき対象であると定義したのなら、自ら発信をし、解決に向けて具体的な行動にまで落とし込んでいくことができる能力のこと。

その間、解決に導いていくために多くの人を巻き込んで、大勢から共感を得たり、たくさんのフォロワーをつけたり、経済面でサポートしてくれる人を見つけるなど。さらに、それらを実行できる行動力と勇気を持った能力のこと。

発信力 Communication
ブログ、TwitterなどのSNS、クラウドファンディングなどの媒体を活用できる能力。音楽をやっている人であれば、ダイレクトにその思いを伝えることができる。

ただし、あなたが問題定義を行なったり、解決するためにある分野でのスペシャリストである必要はない。そういうスペシャリストは、あなたに賛同してくれるフォロワーの中から見つけ出せば良いのだ。

ドラクエで言うと、問題定義を行うのが勇者で、戦士、魔法使いなどを後から仲間として見つけていけば良い。SNSが発達したおかげで良いも悪いも、多くの人とネットワークを通じて脳が同時多発的に繋がれるようになった。

今までぼんやりと思っていたこと、ふとしたアイデアが瞬時にネットワーク上で多くの人に共感を呼び、それを解決に導けるようなことができる。

人は自分と同じ気持ちや考えを持っている人に対して好感を持つし、それを言語化して発信している人をフォローしたいと思うのではないだろうか。

人間性 Personality
もし、あなたが何か問題解決に向かって行動しているのであれば、多くの人が共感してくれるはずだ。そのためには、あなた自身が誠実であり、人として真っ当である必要がある。人間関係をおろそかにせず、きちんと行っていく必要がある。

リサーチ力 Research
ネットや実社会であらゆる情報が溢れる現代において、必要な情報リソースを取捨選択できる判断力も必要だ。

体力・健康管理 Physical
ITの普及で生活全般が便利になってきたけれども、基本的な体力・健康は欠かせない要素である。これはビジネスや実社会において最低限必要だし、体力のある人は間違いなく成功する確率もぐんと高くなる。

行動力 Action
いくら頭で良いアイデアが浮かんだり、飲みの席でいくら良い発言をしたとしても、実行をしなければ、ただの自己満足で終わってしまうだけである。社会人であれば、常に結果が求められる。結果と行動はセットで考える必要があるのだ。

語学力 Language
日本語の読み書き、喋ることも含む。外国語であればまずは英語。情報のリソースが主に英語圏であることから、まだ日本語訳されていない、言い換えると日本初上陸の情報源に直接アクセスすることができるという点で、必須の能力であると思う。

AIで翻訳すればよいと思いがちだが、実際にやってみればよい。日本語と英語の構造が全く異なるため、読みにくい文章になってしまうのだ。全体の意味を掴むのであれば問題ないが、AI翻訳をそのまま採用することはまだ完全とはいえない。

洞察力 Insight
本質を見抜く、将来を見通す洞察力。AIが台頭しはじめた今の世の中で、「今後はこうなっていくだろう」といった仮説を自分の中で立てて、その流れにうまく自分を合わせられる能力。

外見・容姿 Appearance
コロナが明けて、マスクを外して生活するようになってから、より見た目の重要度が増した。これは芸能人だけでなく、全ての人にとって、外見を良くすることの重要度は高まってきている。

継続力 Practice
継続は力なりというが、これはブログをはじめ、筋トレ、仕事などあらゆる分野において、継続することは難しい。しかし、それをやっている人と、やらない人では将来に圧倒的な差が広がっているのは明らかなのだ。