目標に向かって僅かでも進んでいるだろうか?

2024.11.3

読者の皆さんに一つお伺いしたい。

あなたは今、日々取り組んでいることが将来の目標につながっていると感じながら生活しているだろうか?

もし「はい」と答える方がいるなら、そのまま続けてほしい。

目標に向かって進んでいるという実感があれば、たとえ進み方がゆっくりでも、方向性さえ正しければ、いつか必ず目標地点に到達する。

焦る必要はない。

むしろ、目標に向かっていると意識することで、メンタル面でも安心感が得られ、それが心の支えとなる。

大事なのは、少しでも前進していることだ。

一方、もし「今やっていることが目標につながっているかどうか分からない」と感じているなら、一度立ち止まって考えてみるべきだ。

繰り返すが、人生はたった4000週間しかない。その限られた時間の中で、本当にやりたいこと、やるべきことに時間を費やすべきではないだろうか。

日々の雑務に追われ、自分の人生を歩んでいる実感がない人は、自らの意志で動いているとは言えない。

他人に流され、ただ「生かされている」だけだ。あなたは自由意志を持ち、人権を有しているのだ。

あなたは、子供の頃に夢見たことを仕事や趣味にしているだろうか?

思い出してほしい。子供の頃にやりたかったことは、もっと抽象的で曖昧なイメージだったはずだ。

例えば、「誰かを喜ばせたい」「自分も楽しみたい」といったざっくりとした感覚。

そこから、具体的な職業に落とし込む過程で、「医者」「警察官」「飲食店」「配達員」など、分類されていったに過ぎない。

もし、今自分の目標を見失っているなら、過去を振り返り、その頃の「やりたかったこと」を思い出すべきだ。

そして、それをもっと抽象的に、広い視野で考え直してみよう。

目標の枠を大きくすることで、新たな道が見えてくるかもしれない。

こうした作業が、今こそ必要ではないだろうか。