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文章構築パターン -基本文章を15項目の描写でぼやけた描写に解像度を加える-

2024.11.3

文章を書く時のパターンを考えてみた。この方法は音楽を制作するとき、コードを元に大まかな全体を最初に作ってから、後から細かいアレンジを行うという点で似ている。

また、ぼやけたピクセルアートが、詳細を練り込んでいくことで、より解像度の高い描写になる様にも似ている。

眼科の視力検査時に、最初はぼやけていた気球が次第に見えてくるようなイメージだろうか。

文章構築パターン

1. 行動をベースに文章の全体を作る
2. 修飾語で肉付けする
3. 人物描写(外見、誰似、動き、性格、癖、地位、思想)
4. 聴覚情報(音、音量、音楽 )
5. 視覚情報(色、光、印象 )
6. 味覚情報(味 )
7. 皮膚情報(手触り、温度、湿度、感触)
8. 嗅覚情報(匂い)
9. 第六感(直感、本質をつかむ心の動き、洞察力、勘)
10. 時間(朝、夜、何時、)
11. 思考(過去体験、思い出、デジャヴ、ひらめき、疑問)
12. 例え(別の表現、言い換え、抽象化、)
13. 時事(ニュース、歴史、うわさ)
14. 会話(セリフ)
15. 人々を導く格言的な言葉、その言葉の発言者とその背景、関連するエピソード、筆者の状況描写
16. 特別な体験、その経験の詳細

上記、1から全てを後から付け加えれば、臨場感のある文章にならないだろうか?文章の書き出しに悩んでいる人は是非試して欲しい。